中国人は財布を持たない?
wechat pay(微信)を知っていますでしょうか?
wechat payとは中国では微信(ウェイシン)とも呼ばれ、今中国で最も使われてる決済手段です。日本だとコンビニや飲食店など多くのお店でSuicaやPASMOが使えますよね。それと同じく、中国ではwechat payを使うことでタクシーやホテル、コンビニ、個人商店までほとんどの決済ができてしまいます。
唯一の違いとしては、Suicaはカード式(モバイルもありますが)なのに対し、Wechat payはスマホのQRコードを使って決済するものになります。日本だとLINE Payやpaymo、Origami payが有名ですね。
日本人がwechat payを使うのは難しい?
wechat payを使うには2つのステップを踏む必要があります。それは
- 認証
- チャージ(入金)
です。
認証というのは、wechatのアカウントが本当に人間によって使われているかというものを確かめるものです。
少し前までは、現地の携帯番号や銀行口座が必要だったので認証が難しかったのですが、2018年に入って、日本のクレジットカード番号と携帯番号で認証できるようになりました。
詳しいやり方はこちらをご参照ください。
認証はできるようになった一方で、チャージ・入金は日本の銀行口座や日本発行のクレジットカードで行うことができません。
1月まではtOripayというサービスがあり、そちらでwechat payにチャージすることができたのですが、2018年3月現在日本語対応しておりかつオンラインでwechat payにチャージできるサービスはありません(あったらご教示ください)。
どうしてもwechat payを使ってみたいなら
それでもどうしてもwechat payを使いたいと思う方も多いはず。かくいう私も少額でいいから、wechat payを使ってみて、現地の状況を体感してみたかったのです。ただし現地で銀行口座を作るのも大変だし…困ったなあと。調べてみるとPocket changeというサービスがあり、これを使うと外貨を入れることで自分のwechatアカウントにチャージすることが可能みたいですが…まだ10数箇所、かつ営業時間も決まっているのがやや不便といえば不便。ここで一つ残されているとしたら、日本以外の国のサービスでクレジットカード払いに対応しているサイト。これしかありませんでした。
そういったサービスはいくつかあるのですが、3つほど比較し、手数料が最も安かった「卡乐透(カレトウ)」というサービスを使いました。
なお2018年3月現在日本語のサービスはないので、英語あるいは中国語が必須となります
(雰囲気でわかりますが)
「卡乐透(カレトウ)」からのチャージ方法
①「卡乐透(カレトウ)」のサイトへ
カレトウのサイトへ行き、「微信」をクリック
②金額を指定し、購入ボタンをクリック
金額を選択し、購入ボタンをおします。
なお認証が済んでいる人用の「扫码收款」と済んでいない人用の「人工代充」がありますが、上で紹介したように日本からでも認証はできますので、ここは「扫码收款」を押したということで進みます。
③「卡乐透(カレトウ)」のサイトに会員登録する
ボタンの下の「免费注册」のリンクを押します・
メールアドレス、パスワード、パスワード(確認用)を入力。電話とQQは空白で構いません。
その後規約に同意ボタンを押します。
④決済方法を選択
決済方法はいくつかありますが、日本からだとPaypalとクレジットカードでしょう。
自分はセキュリティとかがちょっと怖かったのでPaypalにしました。
⑤Paypalのサイトで決済
Paypalのサイトに遷移しますので、決済します。
⑥少し待ち、QRコードをスキャンする
⑤までで購入が完了しているので、少し待つ必要があります。自分の場合、30分ほど待つと、サイトにQRコードが表示されました。
このQRコードをWechatでスキャンすることで決済が完了します。
できるにはできたけども・・・
以上の手順でチャージが完了します。
かんたんですね・・・
しかし、問題がひとつ。手数料です。私の場合、サイトの手数料がだいたい11%、Paypalの手数料が3%ちょっと。合計15%近い手数料がかかってしまいました。うーんこれはちょっと致命的・・・
普段使いには高すぎますが、実験で使って見るにはいいかなあと思います。
ちなみにWechat Payはオフラインでは使えないので、SIMカードを買ってくださいね。
コメント
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