東洋のベニス蘇州で世界遺産と水郷の旅・拙政園と山塘街〜上海・蘇州編1日目〜

中国

今年3度目の中国へ

またまたやってきました、中国。お前どんだけ中国好きなんだよって話、いやただただ安いからってだけなんです(笑)

今回は深夜便

飛行機はというと、みなさんお決まりの春秋航空。羽田1:30発の便です。羽田はやっぱり近くていいですね。

ちなみに情報ですと、今までの成田-ハルビン線や成田-天津線は正確には「春秋航空日本(Spring Japan)」が運営。今回の羽田-上海浦東線は「春秋航空」が運営しているみたいです。制服とかもちょっと変わってました。

羽田の搭乗口は147。148が一番端なので、2番目に遠いところです。税関から遠いところほど空港使用料が安いっていうのは本当なんでしょうね。そんなこんなで上海までは約3時間半、時差が1時間あるので現地時間4時には着きました。ただただ寝ているだけです。もちろん、現地に着いても当然のこと空港直結ではなく、カーゴに混ざって駐機します。ここからバスで移動するのですが、このバスが長い。15分くらいかかります。

さて上海浦東空港から上海市内までの地下鉄の始発は6時すぎ。リニアはもう少し遅いので、1時間ほど時間を潰さないといけません。

事前調べだと何もないかもと不安でしたが、スタバもありましたし、椅子も座れます。

また一個上の出発ロビーは椅子も多く、店も開いていて、意外と一夜くらいならなんとかなりそう。無印もありました。(閉まってましたが…)

ちなみに今回もインターネットはこれを使います。とても便利。だらだら2時間ほどすごして地下鉄へ。リニアは「磁浮」って書くんですね。

蘇州へ行くので、地下鉄で上海火車駅まで。7元(100円)です。安いー!ただし乗り換え必要です。

和階号で蘇州へ

そんなこんなで30分ほどかけて蘇州へ。
ちなみに上海火車駅の火車とは鉄道のことです。地下鉄を出て、まずは切符を買います。外国人はセルフチェックインで買うことができず、窓口へ行く必要があります。
窓口で買ってこのような入場口を通ると中へ。手荷物をX線に通す必要があります。
その後、いくつかの大きな待合室にいくことになります。今回は7。切符にも記されてますね。
中国では出発の10分-15分前とかにならないとプラットホームに降りられないため、待合室で待つことになります。そのためこんなにごった返しています。

プラットホームへ降りる階段。

さてお待ちかねの和諧号。普通に新幹線です。
外観もわりとかっこいい。

中も普通に新幹線です。快適ですよ。

料金ですが、上海から蘇州まで3駅約30分で、39.5元(約600円)。スタバのコーヒーより150円高いだけの値段です。新幹線が安いのか、スタバが高いのか…

拙政園

蘇州の世界遺産といえば、「蘇州古典園林」。蘇州には古代庭園が多く、それらがまとめて世界遺産として登録されています。

中でも、拙政園と獅子林、留園、滄浪亭が4大庭園と呼ばれており、友人におすすめされた拙政園と獅子林にいってきました。

蘇州駅を出て、まずは朝ごはん。北広場の美食市場的なところへ。


魯肉飯。そんなに美味しくない…特に茎ワカメが…

拙政園と獅子林の最寄りである蘇州博物館というバス停には北広場のバス停からも何本か出てるのですが、本数がほとんどないのか、30分ほどうろうろしてても来ませんでした。南広場の地下に「游2」というバスがあってそれが良いようです。


バスの車内。

確か3駅ほどで蘇州博物館へ。ここから歩いて、5分くらいで拙政園です。

入り口。

拙政園。

入るとまずは右の東園に入る。ここから、順路に従って中園、西園と進む。東園は最も簡素。ハスが多くてイマイチ。

ただぐるっと運河のように水が囲んでいるのは綺麗だった。

中園と西園が最も豪華で、見どころいっぱい。

こういった家とか

船があったり、

大きな家っぽいものもあったり、

回廊を歩いたり、

水の上の回廊

松風水閣

日本にも庭園はありますが、大きな池を中心とした池泉回遊式が多い印象。こちらは大きな池はなく、運河のように細いものが張り巡らされた庭園が多い印象です。総見学時間は全部で1時間ちょっとでしょうか。

VRの波はここまで…

出るとお土産屋地獄です。

出たところに手漕ぎ船もあります。誰も乗ってませんでしたが…

獅子林

続いて、獅子林。歩いて5分程度。

まずは、入り口。

こちらは室内の様子が随所に再現されてます。

獅子に見えるとか見えないとか…(由来だそうです)

太湖の石灰岩作られたようで、こういうものが多いのが獅子林の特徴です。こちらは岩が見どころ。

回廊の下にも 石灰岩。

もちろん、池や橋もあってとても綺麗です。

竹林も最後にちょっとだけありました。

こちらは規模は大きくなく40分ほどで見きれるでしょう。

蘇州一のショッピングストリートで名物蘇州麺を

ここから、バスで観前街へ。こういうときのルートマップはbaidu地図が便利ですね。今回の旅は極力タクシーを使わない方向で行きたい。

観前街ですが、正直いってあまり栄えてはいない感じ。国際ブランドもほとんどありません。都市の規模によるものでしょうが天津とか、ハルビンには負けるでしょう。これがおそらく休日だと人通りのかも変わるんでしょうけど…

友人におすすめされた蘇州麺のお店「朱鸿兴面馆」へ。中国の食べログ的なもの「大众点评」(大衆点評)でも評価は高めです。
とはいえ、店員不愛想すぎる。一番人気のメニューはない。ということで、2番人気を注文。

あっさり醤油スープに細めの麺です。このあっさりスープが美味しくて、それだけでもいけるのですが、魚を濃口醤油で煮込み油分が多めのものを投入。あっさりが脂多めの濃いめの味に変わりました。

トータル評価はまあまあくらい…個人的には日本の食べログ基準だと3.1くらいですが、経験としてよかったので、ぜひ。

その後は地下鉄とバスで山塘街へ。

山塘街は見ないと絶対損です

山塘街。おそらく裏から入ってしまったのですが、川沿いに船が並ぶ素敵な街です。

通りにはお土産屋さんが並び、多くの人が行き交っています。来るなら絶対夜です。9月の場合、18時15分くらいに提灯に灯りが入り、19時くらいに完全に暗くなったので、いろいろ見られました。

少し写真を。

ここにきたらやることは、船に乗ること。

ひとり45元で、20分くらいの船ツアーです。

あいにく通路沿いの席だったのですが、川辺に民家が立ち並ぶのをみると、本当に水と生活は一体化してるんだなーと感じることができます。家の骨組みも水中なんでしょうね。

本当に綺麗なので、絶対乗るべきです。

上から見てもやはり栄えていて綺麗。

山塘街。

提灯

夕飯は山塘街の端にある中華料理屋さんで食べました。(写真ボケてる・・・)

レンゲのない小籠包はどう食べればいいんだ…そのままだとすぎるし、破ってスープを出したら勿体無い…味はとても美味しかったですよ。青菜とチマキを合わせて、26元。コスパ最高。

山塘街のスタバは綺麗すぎるとも言われてます。まあ正直そんなこともなかったのですが、スタバはクオリティが安定してるので海外だと外せませんね。

そして本日のホテルへ。山塘街から徒歩30秒。窓付きのクイーンルームに泊まったので3000円ちょっと。

部屋はこんな感じ。ラグジュアリー感はほぼないですが、綺麗だし、ネットも快適、かつアクセス最高なので星4.5はあげたい。

シャワーもお湯でましたし、アメニティも泡立たないシャンプーwなど必要最低限はあります。窓から見えるのは山塘街ではなく、民家だったのでまあ窓付きの部屋にする必要はなかったな…

ちなみにこのホテル、Expediaにもbooking.comにも出てこず、trip.comでしか予約できません。中国は圧倒的にtrip.comが強いです。ということで1日目は終わり。

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