【名店?】最終日はデリーの世界遺産巡りとタンドリーチキン発祥の店モティマハル〜インド旅6〜

インド

鉄道でバラナシからデリーへ

3時半に目を覚ます。電車は相変わらず遅れているようだ。まあいいのだ。定刻通り

4時50分に到着されても困る。

もう一眠りすると6時半。デリーまではあと1時間ほどらしい。チャイを買う。今度はひたすらに甘い。まあ朝なのでちょうどよい。

7時34分にニューデリー駅到着。2時間40分遅れか。さすがに込み入っている。

朝食と電源とトイレを兼ねて駅前のバーガーキングへ。

マトンバーガーを頼む。マトン臭い。この国ではタブーだろうが、牛肉と豚肉が恋しい。しかもこのバーガーキング、コンセントは壊れ、トイレも故障中と。

仕方ないのでご飯を食べるとそそくさと退店した。

ニューデリー駅前の客引きはうるさいし、しつこい。一人のオートリキシャーの客引きがずっとついてくる上、サイドポケットの歯ブラシやクッキーも奪ってきたので、怒鳴りつけて歯ブラシを取り上げた。クッキーなんてくれてやる。とにかくこの男から離れたかったので、入りたくもないメトロの駅に入った。

Cafe coffee dayを発見したが、ここはオープン席でとても充電できそうに無いし、トイレもない。仕方ないので一駅先のコンノートプレイスへ向かった。まだ9時前、ほとんどの店はしまっている。

Cafe coffee dayが開いていた。トイレを借りる。綺麗だ。トイレットペーパーもある。電源もある。さすがだ、最高だ。

定員のインターナショナルクレジットカードしか使えないという主張により何故かカードが使えなかったがまあいい。朝イチにも関わらず500ルピーのお釣りがないと言われたが店員が両替に走ってくれたのでまあいい。散々アイスだっていったのにホットカフェラテが出てきたがまあいい。綺麗なトイレと電源、Wifiがあればその他なんて些末なことだ。

世界遺産クトゥブ・ミナールへ

携帯を充電し、ちょっと仕事をしたらクトゥブ・ミナールへ。地下鉄で15分くらいだろうか。

クトゥブ・ミナール駅からはトゥクトゥク。50ルピーで乗ったのに、降りるときに80だという。100しか持ってな買ったので、お釣りを請求すると、ないという。こうなるとこちらの分が悪い。「わかった80でいいから釣りをよこせ」といったところで10が3枚見えたので、「3枚返せ、50だろ」と怒鳴ったら3枚返ってきた。これでも癪にさわるが仕方ない。

入場料が600なので、700払うとトークンといっしょにレシートが返ってくる。

あれ100ルピーはどうした。抗議するとやっと返ってくる。全くインドはこれだから気が抜けない。

クトゥブ・ミナール

ここクトゥブ・ミナールはイスラム教徒のアイバクが、ヒンドゥー教を制圧し、北インドを征服した記念に建てたもの。ヒンドゥー教の寺院などが破壊された様がみれる。

入ってすぐにみえるのがアライーの塔。ここは100m以上になるはずだった塔の建設が途中でとまってしまったものだ。

メインである世界最大のミナレット「クトゥブ・ミナール」。「クトゥブ」はクトゥブ・ウッディーン・アイバクの名前から。思った以上に大きい。

ミナレットの後ろには破壊された寺院の残骸が残っている。

もとの寺院も立派だったのだろうなと推測できる。

これはなんなのだろうか・・・

正門とクトゥブ・ミナールを広角カメラで。かなり大きいのがわかりますかね。

デリー指折りのモスク、ジャマー・マスジットへ

帰りのトゥクトゥクも気が抜けない。行きの反省を活かし、「おつりもってるか?ショッピングにはいかないぞ、直行しろ!それで50、乗り合いじゃなくて一人で50だぞ。」と念を押して乗車。運転手が客引きのことを「彼はcrazyだ」と言ってて笑えた。

メトロでジャマー・マスジット駅へ行き、モスクであるジャマー・マスジットへ。向かう道は露天が並び非常に汚い。イスラム教は、商売の宗教だと感じさせられる。

階段上がったところで撮影料300ルピーが取られる。本物かどうか怪しかったが、彼は本物だったようだ。

300ルピー払って中に入る。

中庭。この池で多くの信者が身を清めていた。

モスク。この日は観光客は立入禁止。ミナレットも入れなかった。

ここは神聖なモスク。異教徒(無宗教ですが)かつ観光客は歓迎されておらず、冷たい空気を感じたのでそそくさと退散した。

旅猿でも放映されたタンドリーチキン発祥の店へ

歩いて、昼食へ。ここの近くにモディマハールというタンドリーチキン発祥の店があるのだ。歩いて10分ほどだろうか。

この雑多な通りに

急に現れるピンクの門

どうも雰囲気に似つかない看板

ここがモティマハールだ。昼時というのに客は誰もいない。何と表現すればいいのだろうか、消臭元を近くで嗅いだような鼻につく匂い。あまり好みではない。

しかしここも東野岡村の旅猿で放送されたスポット。

一人だったので、タンドリーチキンハーフ、バターチキンカレーハーフ、バターナン、水を頼むとワンドリンク制という本当か嘘かわからないことを言われプレーンラッシーを頼むことに。

味はまあまあ。タンドリーチキンは少しパサパサしていた。これで1040ルピーにサービス料10%、1140ルピー。大金である。正直金額に見合ったサービスと味ではないが、経験としてきたのだから良いだろう。

インドの終わりはレッド・フォートへ。

メトロでレッド・フォートへ向かう。駅からは徒歩3分ほどだろうか。

インド国旗が飾られている。ここはインド人の魂的なところなのだろう。レッド・フォートはムガル帝国の時代のものだからイスラム文化が強いはず。しかしインドの80%はヒンドゥー教。そんなところにインド国旗が飾られているのだから、面白い。

ラホール門は立派だ。この高さどう作ったのだろうか。

チャッタ・チョウク。ハリーポッターのダイアゴン横丁のよう。場内にショッピングストリートがあるのは、とても心躍る。

ディワーニ・アーム。バカでかい。

アーチがきれいだ。

ここに立つ皇帝の気分はいかほどのものだろうか。

ディワーニカース。こちらはいささか高級感がある。

モーディーマスジド。

ざっと1時間くらいだろうか。セポイの反乱で取り壊されたとはいえ敷地は広大で、残っているものも壮大だ。インド見事だ。

空港、そして帰宅へ

空港へむかう。地下鉄でレッド・フォートからニューデリーへ。ニューデリーからはメトロエクスプレスでインディラ・ガンジー空港だ。

インディラ・ガンジー空港は第3ターミナルは最近作ったものらしくとてもきれいだ。

2時間半前につく。JALのチェックインカウンターはもう開いている。

チェックインを済ませ、中に入る。昨日は夜行だったのでシャワーは浴びてないし、インドの大気で髪はパサパサだし、明日は仕事出しということで、空港内のO2というスパでシャワーをあびる。

久々のホットスパで感動。

19時40分のJL740便で成田へ。

機内食は美味しい。

寝ていたらあっという間の成田だ。

インド、暑いしカフェないし、もう行かないけど経験としては良かった。もう行かないけれど。

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