ソウル・松坡・梨泰院、韓国・ソウルのチムジルバン事情とは?

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photo credit: Dushan and Miae Dragon Hill spa via photopin (license)

チムジルバンとは?

チムジルバンをご存知でしょうか?

詳細な説明はwikipediaさんから引用すると

チムジルバン찜질방)とは、韓国で近年、都市部を中心に急増している、5090程度の低温サウナを主体とした健康ランドの一種。ほとんどの施設で24時間営業となっており、日本のカプセルホテルのような低価の宿泊施設の機能をも持っている。

というものであり、ざっくりいうと

  • 大浴場
  • 室内サウナ
  • カプセルホテル

が一体となった健康ランドです。

だいたい1000円から2000円ほどで泊まれるので、学生からバックパッカー、地元の終電逃したひとまでよく使われます。

また最近では韓国ドラマにもよく登場したり、旅行ガイドにも掲載されていることから、おしゃれスポットとして女性にも有名なチムジルバンですが、実際のところどうなのでしょうか?

今回はソウルのシロアムサウナ、松坡のThe SPA in garden5、梨泰院の梨泰院ランドをレビューします。ちなみに筆者は男なので、女性側の方については存じあげないので悪しからずご了承ください。

シロアムサウナ

  • 総合評価★★★★☆
  • 快適度★★★★☆
  • 清潔さ★★★★☆
  • 価格★★☆☆☆
  • アクセス★★★★★

ソウル駅から徒歩5分のところに位置するシロウムサウナ。場所はタクシー乗り場やロッテがある栄えている方と反対側です。ソウル駅から徒歩5分、ソウルのセブンラックカジノからも徒歩15分という抜群のアクセス。

館内は地下から5階まである大型のチムジルバン。かなり綺麗でとても好感が持てます。

お風呂もジェットバス含む10種類以上ありますでしょうか。サウナも90度以上のものと、低温のロウリュウがあります。

チムジルバン自体も様々な種類がありすべて綺麗ですので、ここもポイント高め。スマホの充電ロッカーもあるので、翌日の移動にも困りません。

仮眠室ですが、個別のブースに分かれています。ホテルやゲストハウス、カプセルホテルと比べてしまうと質はどうしても落ちてしまいますが、毛布を無料で貸してくれたりチムジルバンのなかでは良い方でしょう。

ただ質が高い分、17000ウォンと少し高め。ゲストハウスとトントンくらいの料金になります。とはいえ、バス・ホテルの気持ち良さを考えればかなりありかなと思います。

SPA in garden 5(スパインガーデンファイブ)

  • 総合評価★★★☆☆
  • 快適さ ★★★☆☆
  • 清潔さ★★★☆☆
  • 価格★★★★☆
  • アクセス★★★☆☆

IRISが撮影されたことでも有名なガーデンファイブの10階にあるのが、ここSpa in garden five。駅でいうと長旨駅です。夜間はメインの入り口がしまっており、入り口がかなり見つけづらいのが難点です。

館内は受付からしてとても綺麗です。シロアムサウナや梨泰院ランドと比べるとあまり大きくないチムジルバンですが、必要最低限なものはあります。

お風呂は種類が多くないですが、広いのでまあ良いです。

休憩室はあまり広くないので人口密度高め。ただWifi完備で電源もあるので快適に過ごせます。

残念なのが仮眠室、個別ブースではなく定置ベッドに雑魚寝になるので、プライバシーが気になる人は難しいでしょう。また枕元にコンセントがないので、翌日のスマホにも困ります。

価格は10000ウォンなので安く、松坡になかなかサウナはないので、便利ですね。COEXのカジノからもタクシーでいけます。

梨泰院ランド

  • 総合評価★★☆☆☆
  • 快適さ ★★☆☆☆
  • 清潔さ★☆☆☆☆
  • 価格★★★★☆
  • アクセス★★★★☆

ナイトクラブで有名な街、梨泰院にある老舗のチムジルバンが梨泰院ランド。駅からは5分くらいで大通りから階段を登ったら高台にあります。

施設ですが、老舗だけあってかなり古い木造の建物です。かなり大型のチムジルバンですが、立て付けから古さを感じます。

風呂は数種類しかなく、シロアムサウナやガーデンファイブと比べると見劣りします。脱衣所も大きめの虫がいたり、掃除が行き届いているとは言えないのが、とても残念なところです。

一方、チムジルバン自体は広くはないものの7-8種類ほどはあってチムジルバン目的に来るなら悪くないかもしれません。

休憩スペースですが、とても広く多くの人がここで雑魚寝しております。清潔さは、標準的なチムジルバンより若干劣るかもしれませんが、まあこんなもんでしょう。

ここに泊まっている人は韓国人と、クラブ帰りの外国人が多く、深夜でもクラブ帰りの外国人が騒いでいたりすることもあるため、快適とはかけ離れています。

仮眠室もありますが、欧米系の外国人が騒いでいて最悪でした。一応仮眠室の枕元にコンセントはありますので、最低限の充電はできました。ただし毛布は有料です。

値段は10,000ウォンなので、かなり安く泊まれます。値段に重きを置くなら選択肢に入るかなと思います。

チムジルバンといってもピンキリ

このようにチムジルバンといってもピンキリあるのが特徴。チムジルバンとひとくちに括らず、自分にあったチムジルバンを探すのが良いかもしれません。

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