3日目、黄山を下ります
3日目です。今日は黄山を下り、宏村、できれば黄山温泉にも行ければと思っています。ルートとしては、白雲賓館から光明山頂に登り、日の出を見ます。日の出を見た後、光明山頂から群峰頂を登った後、飛来石まで行きます。飛来石で折り返し、光明山頂、白雲賓館に戻ります。そして、朝食を食べます。そして昨日とほぼ同じルートを使って、玉屏索道上駅へ戻ります。ロープウェイで慈光閣へ戻り、バスで風景区乗換中心へ。さらにバスで宏村へ行き観光した後、可能であれば温泉へ戻り、夜は寧波に帰る予定です。
光明山頂から日の出をみる
スタートは6時半。睡眠はたっぷりとれました。7時4分に日の出なので、6時半に白雲賓館を出て、光明山頂へ向かいます。日の出前は寒いし、暗いです。一応道沿いにも明かりはありますが、ヘッドライトがあると良いと思います。気温は-4度。氷点下のときこそ、ヒートテックが効果を発揮します。山頂です。少しずつ明るくなってきましたが、まだ夜明け前なので月が出ています。日の出です。雲海から太陽が出るのを望めます。黄山で日の出が拝めるのは年の2/3というので、見られるかどうか少し不安でしたが、運良く見れました。昨日はお金がなかったり、ロープウェイが停止していたり、なかなか心が折れました。しかし、これが見られたのできてよかったなと思います。太陽もきれいですが、太陽に照らされた山々と雲海もかなりきれいです。7時10分に光明山頂を出て、群峰頂へ行きます。
群峰頂と飛来石へ
7時35分。約25分で群峰頂に着きます。群峰頂からは雲海がとてもきれいに見えます。7時45分。群峰群から10分ほど下ると飛来石へ。ここは西海大渓谷(アジアのグランドキャニオン)とも言われ、絶壁です。そこになぜ、こんな石があるのか、不思議で仕方ありません。黄山のシンボルと言うだけあって、きれいな姿です。
白雲賓館から慈光閣へ
35分ほどかけて、8時20分に白雲賓館に戻り、朝食を食べます。蒸しパンなどの主食系が多いです。味は昨日と変わらずまあまあといったところですが、山頂なので文句は言えません。9時前に白雲迎賓から出て、玉屏索道上駅へ戻ります。白雲迎館は鞍部、峠の部分にあるので、まずは登りになります。黄山は籠屋があり、お金を払うことで、各地点を運んでくれます。
鳌鱼峰を経由せずに、玉屏索道上駅へ戻ります。このへんはすでに雲の中なので、景色は良くないし、少々肌寒いです。池があります。少々凍っています。
鳌鱼洞から蓮花亭へ結ぶ道。急な階段があります。
蓮花亭から玉屏索道上駅へ向かう道。晴れてきて、雲のない状況。松と奇岩と谷がきれいにうつった良い写真が取れました。蓮花峰の登山口まで来ました。玉屏索道上駅です。10時半。約1時間半で降りてきました。ロープウェイを下ります。高度が低くなると、雲が出てきました。
黄山風景区から宏村へ
南大門から宏村へ向かいます。25元。マイクロバスで移動します。ここで日本人3人に会いました。この旅ではじめて日本人に会いました。
世界遺産「宏村」は11世紀のかわいらしい街
宏村です。確か104元でした。ここでチケットを買って、村に入ります。地図はないので、ここで写真をとります。ちなみにそんなに大きくない村なので、地図なしでも歩けますし、推奨ルートのような看板もあります。宏村の入口です。ここでチケットをチェックして入ります。南湖と画橋です。宏村のシンボルのひとつです。画橋をわたるところです。11世紀にできた建物の数々。900年以上前の建築、それも村という形で残っているのは素晴らしいことです。魚が干されていました。もともとか、観光地化されているかわからないですが、赤提灯が飾られています。建物も壁も古いです。中国らしい円形の門、きれいでかわいらしい街並みです。
徽州名物「臭鱖魚」を食す
大衆点評にものっていた、「添燈食堂」でお昼を食べます。徽州餅です。小麦粉のパンケーキのようなもので、中にリンゴのようなものが入っています。1個3元、3つで9元。リンゴのおかげでほのかに甘く美味しいです。こちらが徽州名産の臭鱖魚(チョウグイユー)。https://citicpressjapan.com/2019/11/news2401-4/
安徽省は内陸なので、川魚が有名。その川魚の代表が桂魚であり、桂魚を塩漬けにしたものがこの臭鱖魚です。臭いという文字を含んでいますが、塩漬けにした桂魚が原因でしょう。しかし匂いはしません。醤油とニンニクで煮て、焼くような調理法で作ったものです。このお店の名物料理なのか、常に固体燃料のようなもので鉄板の下から温められており、常にアツアツで、美味です。せっかく日本人が来ないような徽州に来れたので、食べられてよかった。
宏村のシンボル「月湖」
さて、宏村観光に戻ります。かわいらしいお土産屋さんもあります。
宏村のシンボル月湖です。決して大きくない沼のようなサイズ感ですが、半円形の形と月湖沿いの建物の赤ちょうちんがおしゃれで可愛らしい。
宏村のシンボル「敬徳堂」もあります。
ショッピングストリートもあります。
もうひとつの世界遺産「西逓」へ
宏村から西逓へ向かいます。
宏村から西逓へ行くには、黄山北駅行きのバスに乗り、最初に停まる西逓でおります。
宏村からは毎時30分に出て、20分くらいで着きます。
西逓のチケットオフィスです。104元。
地図です。宏村と大きさは同じくらいですが、西逓のほうが若干縦に長く、まわるのに時間がかかる気もします。
西逓のモニュメント。
これも西逓で有名なものです。
入り口を少し入ったところ。宏村と同じで11世紀の建築です。
宏村と同じような建物ですが、こちらのほうが建物の高さが若干低いでしょうか。
宏村は水路が街中に巡らせている一方、西逓は石畳と古い建物で街ができているイメージです。
庭園もあります。蘇州などでみた水と岩でできた庭園ではなく、こちらの庭は植物と鉢植えが並べられた庭園です。
敬愛堂。「西逓」で一番のお堂です。
かわいらしい小道もあります。赤い提灯がおしゃれです。
こんなセンセーショナルなキャッチコピーが書かれた建物もあります。
西逓から寧波へ
バスで西逓から黄山北駅行きへ帰ります。時間はだいたい1時間20分ほど。
15:55のバスで出て、17:15くらいに寧波に到着。
18:15の新幹線で杭州東駅へ。
杭州東から寧波へ帰ります。杭州東でサンドイッチと飲むヨーグルトを買いました。
1時間足らずで寧波駅です。
ホテルは1日目と同じマグノテルホテルニンボーです。
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