早朝の托鉢見学
朝6時から托鉢が始まるというので、5:50におきてシーサワンウォン通りへ。昨日のナイトマーケットの先ですね。
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ナイトマーケットがやっていたあたりではほそぼそと托鉢が行われています。
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大規模な托鉢はワット・セーンスッカムあたり。ここだと40-50人の僧侶が托鉢しているので、光景的にも圧巻。
時間的には6:10-30くらいの20分くらいでしょうか。6:30に終えて、15分でプーシーの丘に登るのは無理そうなので断念。あと曇っていて朝日は見えそうになかったです。
インディゴカフェのモーニング
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ネットで評判だったインディゴカフェへ。
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インディゴプレートとコーヒーという完全な欧米式ブレックファースト。
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美味しいは美味しいのですが2つ合わせて1000円は高すぎやしませんか。クアンシーの滝ツアーですら400円ちょっとですよ。寺院が空き始める8時までゆっくりできたので良しとしましょう。
ルアンパバーン様式の屋根が美しい「ワット・マイ」
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インディゴカフェのすぐ隣にあるワットマイ。入場料20000kipを払って入場します。
博物館があるわけではなく、敷地も広くはないので10分で見終わります。
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ここは本堂の屋根が見事。いわゆる、ルアンパバーン様式というやつで、屋根が幾層にも重なり合っています。屋根だけならここが一番と言われるそう。
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壁にはラーマーヤナの装飾が施されていて作るのに70年かかったというのも納得。
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本像は大きくはないですが立派で美しいです。
タイ様式の「ワット・セーンスッカム」
ルアンパバーン王国を建国したキサラート王の作った寺。
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1930年と1957年に仏陀生誕2500年を記念した改修工事が行われていたそう。
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タイ様式の黄色に塗られた柱を、テラコッタ色に塗り直したのが特徴。曇っているので写真だと映えないですが
本像は見れないですが、入場料無料です
ルアンパバーン観光のハイライト「ワット・シェントーン」
鉄道で来るときも思ったのですが、そもそもラオスの中部、北部はアンナン山脈がある山岳地帯。そんなところで人が住もうとすれば、山あいを縫って進むメコン川沿いの平地しかありません。
ラオス王国の前身ラーンサーン王国はメコン川中流の平地ルアンパバーンで建国され、ルアンパバーン王国、ラオス王国と形を変えつつも最近まで王制が敷かれてきたそう。
そのラーンサーン王国の時代、1560年に作られたのがワット・シェントーンです。
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本堂はルアンパバーン様式と言われる9重の美しい屋根。
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ラオス王国初代国王がなくなった際に使われた巨大な霊柩車。
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赤いレリーフが美しい赤堂。
見どころはいっぱいあります。とはいえ、敷地も広くないので20分で十分でしょう。
王宮跡の国立博物館
さて、ルアンパバーン中心に戻りつつ、最後に王宮見学をしましょう。
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入ってすぐの右手には金色の建物。
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そして正面に地味ながらも横長の建物。これが王宮です。中の撮影はできないのですが、ルアンパバーンの王族がどのような生活をしていたかが窺い知れる寝室や食卓などがあります。
中はヨーロッパの城のように金で美しく装飾されているということはなく、木造のナチュラルなデザイン。慎ましく控えめとでもいうべきでしょうか。良い意味で王室には全く思えない素敵な王宮でした。
ルアンパバーンからヴィエンチャンへの電車はとにかく早く取るべき
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さて11:30のクアンシーの滝ツアーへの時間が迫って来ているので、ナイトマーケットの入り口へ戻ります。ナイトマーケットの入り口にある交差点にツーリストインフォメーションがあるので、そこでパークオー洞窟ツアーを申し込もうと思って行きました。しかし、ツーリストインフォメーションでは国立博物館近くの旅行会社を数社紹介されただけで予約はできませんでした。
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仕方ないので付近の旅行会社をいくつか見て周り、午前8時発のよさげなツアーを予約。時間は2時間20万Kipとのこと。実際は2時間ではなく5時間だったのですが…
ガイドブックとかでは1人15万Kipと書かれていますが、そんなことはありません。他でもだいたい同程度の価格です。最近ラオスキープが暴落しているのでそれに連動して値上げしているのでしょうね。
ついでに翌日の電車を予約します。お昼11時前ですが、翌日の便は19時発しか空いていないとのこと。調べてみると同じような事例が多く延泊したなんてひともいました。帰りの電車は早めに取るに限りますね
私はツアーの予定とか見て帰りの便を決めたかったのでルアンパバーン市内で買いましたが、本来ならルアンパバーン到着時にヴィエンチャン行きのチケットも買っておくべきなのかもしれません。
ちなみに定価33万Kipのチケットが、41万Kipでした。旅行会社の人がネットで買って、one payというラオスのQRアプリで払い、送られてくる入場用のQRをLINEで共有してくれます。自分で買えばいいじゃんと思うかもしれませんが、One payはラオスの銀行口座必須なので外国人は使えないので旅行会社を通すしかありません。ザ・利権ビジネス。
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