首都「ヴィエンチャン」から世界遺産の街「ルアンパバーン」へ〜ラオス2日目〜

ラオス

昆明からヴィエンチャンへ

朝5:50にフロントへ行くとバスが待機中。6時のバスで、空港へ。朝方だからかこころなしか空港も空いてますね。

6:30くらいにチェックイン、入国審査も終えて暇になってしまいました。プライオリティパスラウンジは昆明空港だと国内線の方にしかないらしい。

仕方ないので搭乗口付近のイスでスマホとタブレットを充電しながら待ちます。

搭乗口付近で屋台のスタバが、、、出来合いのものをクーラーボックスで保温しているだけ。さすがに空港内だし、本物ですよね?

例のごとく中国東方航空はコンセントなしモニターなしの残念機体。登場率は6割くらいか隣もその隣も空いてました。

軽食としてコッペパン、蒸しパン、リンゴジュースがでます。どれも極めて普通という感じです。リンゴジュースはりんご香料付きの砂糖水というくらいりんご感はないですね。

定刻より少し早くヴィエンチャンのワットタイ空港に到着。この空港はWifiがないので要注意。

アライバルビザ列に群がる中国人を横目に入国審査を悠々通過。日本のパスポート強い。

ヴィエンチャン空港から市内へ

ヴィエンチャン空港を出ると、すぐに4社がSIMカードを売っています。値段はどこも大して変わらないので、どこで買ってもいいです。

20GB45000kip、つまり300円程度なので、タダみたいなものです。

ただしカード払いできないので要注意。先両替済ませておいたほうがいいです。中国元かドルでも払えますが、中国元だと400円くらいになりました。

その後隣の両替所で両替。いくらかわからないので15000円分両替したら221万バーツになりました。

ちなみに街なかの優良レートの両替所は摘発されたそう。街なかの両替所が為替相場に影響するのは考えられませんが面白いですね。日本以上に通貨安が進んでいる国です。

ラオス・ヴィエンチャン市内の両替方法について、レートのいい民間両替所は摘発で閉鎖 - パタヤ千夜一夜

ちなみにこのワットタイ空港は日本の援助でできた空港とのこと。

ヴィエンチャン一のショッピングモール?

LOCAというラオス版Uber、Grabをダウンロードして、車を手配しタラートサオへ。LOCA、日本語の目的地入力にも対応していて便利ですね。クレジットカードも使えます。

タラートサオまでは700円でした。

タラートサオは朝市のラオ語らしく、英語でMorning marketと案内されました。

ちなみにタラートサオ、外観はとてもラオスで最もイケてるとは言い難い感じです。

まずモール2から入りましたが、エアコンはもう効いていません。一階はこれでもかと衣料品が積み重なっています。

2階は趣味ではない、金のジュエリー。

3階は布です。4階以降もあるにはあるのですが、廃墟化していて行ける雰囲気はなし。というか、2階、3階も暗いし、人少ないし、若干アングラ感あります。

モール1へ向かいます。

フードコートでガパオを食す

1階は電化製品というか、スマホ。2階は趣味の悪い金のジュエリー。3階はフードコートです。このフードコートだけ栄えていました。

フードコートは入口でお金とフードコート用の金券を交換して支払うシステム。

麺系が多いですかね。私は米が食べたいので、ガパオを頼みました。40000キープ、280円。とても安い。ひき肉のガパオではないですが、その場で作ってくれるガパオは最高でした。

このあとは旅行会社を探して彷徨い歩くので、パッションフルーツジュースも購入。100円。とても美味です。

旅行会社でルアンパバーンまでの切符を購入

旅行会社を探してSouphanouvong Ave.へ。Google mapででてきた旅行会社のGreen Discovery laosを目指すも、ここは鉄道のチケットを売ってないとのこと。売っている場所を教えてもらい、近くのFunky monkey cafe & hostelへ。

ここは鉄道やバスを含めた様々なツアーを販売しているゲストハウス。ここで、ヴィエンチャン駅からルアンパバーンまでの切符を購入。ヴィエンチャン駅で直接買ってもよいのですが、35分かけてヴィエンチャン駅まで行って売り切れとかだと笑えないですからね。

自分で手配した場合、ヴィエンチャン駅までのタクシー代20万kip、ヴィエンチャンからルアンパバーンまでの鉄道(2等)が24万なので、11万kipくらい高いですね。

しかし切符購入に15分以上かかるのヴィエンチャン駅で切符の購入とかもしてくれますし、全然いいかな。

ラオスの寺院「ワットミーサイ」と「ワットオントゥ」

ヴィエンチャン駅までのタクシーの時間まで40分ほどあるので周辺を散策。

まずは近くにあるワットミーサイへ。

大きくない寺院ですが、入口のサイコホラーみを感じる像から、鮮やかな黄色に塗られた柱の寺院まで新しさを感じます。

そしてワットオントゥ。どうやら16世紀に建てられた寺院らしく門構えからして立派。門の両側を象が守ります。

本堂はきれいに塗り替えられており、古さは全く感じません。中にそこそこ大きな仏像がいたのですがとっていいかわからなかったので取らず。

どちらも日本で言う町の寺院という感じです。中心地に近いのでついでに見るにはいいかもしれません。

債務の罠と名高い中国ラオス鉄道

Funky monkey cafe & hostelから乗合タクシーでヴィエンチャン駅へ。

まずは支払い済チケットを切符に変える必要があります。中国と全く同じ切符の購入システム。券売機という概念はないのでしょうか。15分くらい並びますが、タクシーの運転手さんが全部やってくれました。

切符はこんな感じ。1時間前になると駅舎に入れ、30分前になると検札が始まりホームに入れます。

ホームはとてもきれい。これも中国の鉄道と本当に瓜二つです。

列車自体も中国とかなり近い。

ただ、中国と違ってこの駅毎日5往復しか電車が来ないのです。それだけのためにこの駅はいくぶん過剰と言われてもやむなし。

しかもヴィエンチャン市内から車で35分の、周りに何も無い荒野の中につくっていて、アクセスは悪い。

ラオスのGDPの1/3をかけてまでこれを作る必要があったのか、もっと簡易にできなかったのかと言われると難しいところ。「債務の罠」と言われるのもわかる気がします。

電車自体はとても快適(これは1等)

中で食べ物や飲み物の販売もしており、ソーセージと水を買ってみました。それぞれ200円と80円ですね。ソーセージ普通に美味でした。

2等座席でも座席下にコンセントがあるのはありがたい。

ついに世界遺産の街「ルアンパバーン」へ

ルアンパバーンからは乗合タクシーを捕まえて市内へ。35000ルピーらしいですが、めんどくさかったので50000ルピーのタクシーを確保。

街なかを歩くともう19時を回っているので、最初にナイトマーケットが見えました。

いったんホテルを目指します。

2023年にできたフランジパニイン

本日のホテルはフランジパニイン(Frangipani Inn)。ナイトマーケットなどの街の中心に近く、メコン川も見渡せ、景色も良いと評判です。

中国人の店主はとてもナイスガイなのですが、英語がほぼ話せないのはキツい。あとツアーの手配はやっていません。クアンシーの滝ツアーをお願いしようとしたら、トゥクトゥクを呼べばいいと言われました。

部屋自体はきれいですが構造上、蚊がいる。

シャワーがぬるい。あとはシャワーとトイレの仕切りがないのでビシャビシャになる。歯ブラシがない。シャンプーはついているが、ハサミがないとあかないタイプなのに、ハサミがない、、、など悪くはないけど、かゆいところに手が届かないホテル。おすすめするかと言われると微妙です。1泊3500円だとこんなもんなのかなあ。

ただ3日間過ごしましたが店主は本当にいい人でした。

ルアンパバーンのナイトマーケット

ナイトマーケットを見に行きます。まずはインフォメーションセンター前のフードコート。そこを抜けるとシーサワンウォン通りにでます。

売っているものは地元の民芸品でお土産用。偽ブランドが並ぶ東南アジアのナイトマーケットと違うのは好感が持てます。

衣料品が多いですが、鉢や皿、像などもあります。

200m以上あるでしょうか?かなり長めのマーケットです。

折り返してきてフードコートでご飯を食べます。

まずはバナナロティ。ロティとはその場で焼いてくれるクレープみたいなものです。皮を揚げ焼きにしているのでハイカロリーですがうまい。

続いて、牛肉のスパイシー煮込みご飯。ピリ辛でくせになる味。ジャスミンライスと相性が良すぎる。

お腹いっぱいなので、ミックスジュースを頼んでかえります。ドラゴンフルーツ主体の赤いミックスジュースのイラストがあったのでそれを頼んだら、バナナ主体の黄色いミックスジュースでした。まあ美味しいからいいや。

隣のホテルで明日のクアンシーの滝ツアーを予約して帰りました。いくつかの旅行会社を見ましたが高いところだと15万Kip。安いところだと8万Kip。公式だと1人5万と書いてありますが、そんなところありませんでした。

まだ22時にもなっていませんが、疲れが出たのか爆睡でした。

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