【G7でも利用】シースピカによる瀬戸内海ツアーに行ってみた

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仕事が終わって即羽田から広島へ

今回は広島の友人のところへ。

18時までの仕事を終えてすぐ、19:50羽田発のJALで広島へむかいます。

夏至の日も近く、19時半頃にマジックアワー。とてもきれいな夜空が取れました。

空弁として有名な北の海幸づくし。手荷物検査前の北海道物産の店で入手。

いくら、うに、漬けサーモン、カニの4種が楽しめる良いお弁当でした。

広島絵空港までは1時間半、21:20に広島空港着。ここからバスで広島駅へ向かいます。40分ほどで広島駅新幹線口へ。

そこから広島電鉄という路面電車で八丁堀へ向かい、友人宅へ泊まりました。

喫茶フルフルのモーニング

土曜日の朝、まずは喫茶フルフルのモーニングを食べに行きます。ここを選んだ理由は八丁堀、胡町付近で評価の高いモーニングを提供しているから。昔ながらのレトロな外装です。

焼きサンドイッチ660円。ひとつひとつ丁寧に手作りしているからだと思いますが、提供には少し時間がかかります。焼きサンドイッチ、温かくて塩コショウの加減が絶妙な美味しいサンドイッチでした。

10時に店を出たのですが、店を出るときには店外に行列ができていました。

シースピカの出発地点、三原駅へ

喫茶フルフルをあとにして、広島駅へ。

10:50広島発の山陽本線で1時間10分ほどかけて三原駅へ向かいます。

広島駅構内で白いポン・デ・リングを買いました。おいしい…

12:03に三原駅。三原はプリンを町おこしに使ってるのか、三原プリンののれんが多く見られました。

三原城の跡地。天守台しか残っていませんが、広大だったのがわかります。

新幹線も三原城の敷地を通っているそうです。

三原名物「三原焼き」を食す

三原駅前にある喫茶「つぼみ」で三原焼きを食べます。駅の反対にあるてっちゃんは12時すぎに訪れたところ30分以上待ちでしたので、こちらへ。

レトロな店内ですが、広くてすぐに入れそうです。

三原焼きの特徴は、鳥モツがはいっていること。広島のお好み焼きと同じように麺が入っていて、そこにイカやエビのかわりに鳥モツが入っています。(あるいはイカやエビに加えて鳥モツを入れるお店もあります。)

食べた感想ですが、鳥モツが柔らかく食感がないので、プリッとしたエビやイカが入っている広島焼き(広島のお好み焼き)のほうが個人的には好み。

あとお店の特徴かもしれませんが、麺がべしゃべしゃだったので、個人的にはカリッとしたほうが好きかなあ。

G7でも使われたしモダンな客船「シースピカ」

さて本日のメインイベント、シースピカ乗船です。このシースピカ、G7の際にも使われた豪華高速客船です。

三原から徒歩5分の三原港へ。13:30の便ですが、搭乗は13:15まで、13:25に出船です。

船底が中空になり、接水面積を減らすことで高速化しています。

G7用に回収されたシート。期間限定でG7シートとして残してあります。

6500円というそこそこお値段が張るからか、年齢層はかなり高め。登場率も5割程度と少し不安になってしまいます。

椅子は気持ち良いし、窓際はコンセント付きだし、船内はとても綺麗だしいい船です。

ちなみにこの船ですが、午前は広島から三原にいく東廻り、午後は三原から広島へいく西廻りです。東廻りは広島港8:30発と朝早いので、西廻りにしました。

西廻りは三原発、大久野島で30分、大崎下島で1時間、その後音戸の瀬戸と呉港を観光し帰る約4.5時間のコースです。

うさぎ、毒ガスの島として有名な大久野島

出港から30分ほどで大久野島へ。ちなみに移動中もガイドの方が丁寧に船から見える景色について説明してくれますので、飽きません。

ウサギと毒ガスの島大久野島。日中戦争時代から第二次世界大戦に至るまで、この島では秘密裏に毒ガスを開発していました。そのため地図からも消え、山陽線がこの島付近をとおるときはブラインドがかけられたとも言われます。

その後どういうわけか野生のうさぎが繁殖し、うさぎの島としては今は知られています。シースピカの船内ではうさぎの餌も売られています。

ビジターセンターがあり、大久野島の歴史や立ち位置が語られています。

また毒ガス資料館(150円)では大久野島の毒ガスの歴史が学べます。

30分なのでゆっくり見ている時間はありませんが、長過ぎることもなくちょうどいい観光時間でした。

大久野島から大崎下島まではシースピカの2階で過ごします。

地元のお酒も販売。瀬戸田レモンチューハイは220円という良心的な価格です。

シースピカの2階もきれいで過ごしやすかったです。

江戸の町並みが残る大崎下島御手洗地区

15:10に大崎下島へ到着。

御手洗港ではテントと出店で迎えてくれます。

海沿いにはカフェや高級旅館が立ち並びます。

神社も3つほどあります。

御手洗地区は江戸時代の街並みが残り、保存地区として残されています。

潮待ち館はカフェとお土産が売っている小さなお店。御手洗地区に行ったらぜひ立ち寄ってみるといいでしょう。

G7でも出た大長みかんのオレンジジュース。味が濃くて美味しいです。

清盛が開削したとも海峡「音戸の瀬戸」

大崎下島から呉港へ向かう途中に音戸の瀬戸と呼ばれる狭い海峡があります。もっとも狭いところだと80mほど。シースピカは小さな船なので困りませんが、もう少し大きな船だとギリギリになります。

ちなみにこの音戸の瀬戸、平清盛が開削したとも言われています。

日本屈指の海軍港「呉港」見学

呉港の入り口にある日本製鐵の呉鉄工所、2022年に高炉の火を消し、2023年に閉鎖されることが決まっています。活気もなく寂しいですね…

隣の呉港。海上自衛隊の巡視艇、訓練艇が20も30も並んでいました。好きな人は好きなんだろうなあ。

横須賀と並んで潜水艦の基地となっている呉港。潜水艦が数多くいるのが見えました。

グランドプリンスを経て、18時に広島港へ。

そこから電鉄で流川へ向かいます。

広島の超人気ステーキハウス「まど居」

広島の人気ステーキハウス「まど居」。食べログ3.5の名店です。

とりあえず6000円のコースを注文。

広島の裏名物「コウネ」。肩バラ肉。生で刺し身として食べます。脂肪の甘みが感じられてとても美味しいです。

レバーのステーキ。レバーなのに臭みがなく、今までで一番美味しいレバーでした。

ヒレステーキのミディアム。これも目の前の鉄板で焼いてくれます。

柔らかくてちょうどよい脂の程度でした。

野菜と海鮮のグリル。鉄板で焼いてるからかこれもとても美味。タルタルがよく合います。

ご飯と味噌汁。

締めはアイスクリーム。

とても美味しく雰囲気も良いのですが、そこそこ高級店、名物が雲丹とホーレンソウ(ウニホーレン)、場所的にも歓楽街ということもあり、キャバ嬢らしき人の同伴がメインでした。

そのあとは堀川町のアンニョンという韓国料理屋で飲みました。

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