空飛ぶ団子の厳美渓と世界遺産の街平泉へ〜岩手旅2〜

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空飛ぶ団子を食べに「厳美渓」へ

二日目は、平泉の世界遺産を巡ります。といいつつ、まずは一ノ関からタイムズのカーシェアで厳美渓へ。ここは渓谷の名称として有名なのはあるのですが、何より空飛ぶ団子が有名です。

駐車場は300円。無料ならよかったのに…

駐車場から歩いて厳美渓へ向かいます。

昨日夜に大雨が降ったため、水量は多く、見ごたえがあります。

岩はゴツゴツしていて景観美が見事。

対岸から桶に乗った団子が運ばれてくる郭公だんごが名物。

桶にお金を入れて、鐘を叩くと、対岸のお店の店員さんがロープを手繰り寄せてくれます。

その後、桶にお茶と団子が入って、ロープを滑り、手元まで届けてくれるという仕組み。

郭公だんごはみたらし、あんこ、ゴマの3つが入って、500円。団子自体はすごくふんわりしてて、柔らかくて美味しい。特にごまは濃厚で美味。

観光地のお団子なんてたいしたことないだろうと思ってたのですが、いい意味で期待値を裏切られました。

厳美渓自体は、前日の夜に雨がすごかったこともあり、水量も多くとてもきれい。なかなか風光明媚でした。

世界遺産平泉、「毛越寺」

厳美渓から車で15分ほどで平泉です。ま

ずは最も近い、毛越寺へ。毛越寺と書いて「もうつうじ」と読みます。難読。

町営駐車場があります。300円。

入るとすぐ左に宝物館。暑いので涼も兼ねて、宝物館へ。広くはないですが、奥州藤原氏の栄華がわかるような宝物が飾られていました。

夏草や兵どもが夢の跡と書かれた石碑が。とはいえ、もう石碑は風化されほぼ読めなくなっています。

いわゆる本殿。天台宗のお寺らしく、以前訪問した延暦寺と同じ不滅の法灯がありました。

開山堂。毛越寺は戦争や火災で伽藍が一度失われているので、講堂なども跡しか残っていない中、建物が残ってるのもいくつかあります。

そしてメインは浄土庭園でしょう。特別名勝で世界遺産にも選ばれた庭園。平安時代末期のもので歴史的価値も高いのだとか。

御朱印は切り絵タイプのものが配布されていました

虫だらけの高館義経堂で地獄を見る…

続いて義経が最期を迎えたことで有名な高館義経堂。小高い山の上にあります。

が、山道が毛虫が多く、服に3匹毛虫がつくという異常事態。しかもオオスズメバチもいます。

写真も撮らず観光もそこそこに逃げ出しました。

中尊寺門前の海鮮丼「大夫黒」

時刻は13時を回っていてお腹が空いたので、ご飯を食べに行きます。中尊寺の参道付近にお店は数多くあります。ただわんこそばの店が多いです。わんこそばという文字すら見たくなかったので、大夫黒という海鮮丼のお店へ。

2100円の海鮮丼。鮮度とかはスーパーに売っているものと大して変わらないですが、ネタが思ったよりいっぱい載っていたのはよかったです。満足。

極楽浄土の体現「中尊寺」

歩いて中尊寺に向かいます。

ここかなり広くてちゃんと見て回るのに1-2時間はかかるんですね。金毘羅さんのように参道がかなり長いです。

途中には義経というそばの名店もありますが、今回はスルー。

弁慶が祀られている弁慶堂。これはわりと序盤にえります。

木造の新しさも感じられる薬師堂はちょうど真ん中らへん。坂道なので、そこそこ来るのが大変です。

メインの本堂。さすがに人がいっぱいいます。

ここで御朱印を買い求める人も多かったです。

そして宝物館とチケット売り場を兼ねた建物。お土産も売ってます。飲み物も定価で売っているので、のどが渇いたら飲み物を買うのも良いかもです。

創立900年の中尊寺金色堂で限定の御朱印を

中尊寺金色堂。堂内は撮影禁止で、覆堂があるので、外観だと何も見えません。

なので実際に見てみてとしかいえないのですが、屋根以外は本当に綺麗な金色で、これを12世紀に作るなんてすごいなと思ったのと、鎌倉時代から覆堂を作って守ってきたのも素晴らしいなと感じました。

ちなみに建立から900年なので記念御朱印を打っていました。

宝物館には一応撮影用パネルがありました。

帰り道です。こんな杉並木を通って下山します。

平泉名物?プリンソフトを食す

駐車場付近まで来てお腹が空いたので、プリンソフトを買います。

車で一ノ関駅まで帰ります。30分もかからなかったかな。

平泉名物、「うにの駅弁」

新幹線で一ノ関から仙台へ。一ノ関でうにほたて重を買います。平泉はうにが名物らしい。

お弁当なので新鮮とは違いますが、塩漬けウニ自体はいい感じの塩加減で美味でした。

仙台で乗り換え。ずんだシェイク。ずんだ2倍とか3倍のプレミアムにしないとバニラシェイクに近いので美味しいですね。

初のどこかにビューーーン旅。盛岡、平泉とっても楽しかったです。次はどこへ行こうかな〜。

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