朝5時に起きてサンライズのアンコールワットへ行くも、天候はくもり…
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昨日CDFからホテルまで連れて行ってくれたトゥクトゥクの兄ちゃんと朝5時に待ち合わせ。朝は早いですが、昨日23時くらいから寝たので大丈夫です。
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まずはチケットセンターへ。3日で62ドルの券を買います。9000円程度、高い。結果的にアンコールワット含めて8つの遺跡を見たので、1遺跡あたり1100円。うーん、ちょっと高いなあという所感です。
ここからアンコールワット入り口まで送ってもらい、1kmくらいあるでしょうか?参道を歩いてアンコールワットへ向かいます。
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ちなみに真っ暗なので、ヘッドライトがあると安心な気がしました。
門があって、これをくぐればアンコールワット本体が拝めます。タージマハルに似てますね。
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6時過ぎにアンコールワットのサンライズスポットである池の前に到着。かなりの人だかりです。
ここから30分ちょっと待って、日の出を迎えます。しかし、この日は曇り。サンライズは見れずでした。
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ただ、三つの塔からなるかの有名なアンコールワットはしっかり拝めました。
アンコールのレリーフは圧巻
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アンコールワット。明るくなって全貌がはっきり見えてくるとその他美しさが分かりますね。
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外観はしっかり拝んだので、中に入ります。第一回廊はマハーバーラタやラーマーヤナの神話が描かれています。
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乳海攪拌のレリーフ。阿修羅軍とシヴァ神軍で大蛇の綱引き。
レリーフの数とその細かさに見惚れます。どのくらいの人がどのくらいの時間をかけて掘ったのだろうか。
外観はもとい、中身も素晴らしいですね、アンコールワットは。
レリーフは後世に中国人が彫ったものもあり、そちらは絵が大雑把なことから別物とバレているのも面白いです。
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沐浴用の池跡。ここで身を清めるとのこと。4つあるのが素晴らしい。
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せっかくなのでアンコールワットは登りましょう。
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一番上まで行くと塔が間近で見えます。
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上から見下ろす景色も見事です。なんだか、タージマハルを思い出すなあ。
ゆっくり見てたらあっという間に2時間超。トゥクトゥクのおじさんと8時に待ち合わせているので帰らなければ。
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行きは真っ暗でよく見えなかった道。塔門を出るとこんな感じで両脇に池があってきれいですね。
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神?の像もありました。
朝食の「アンコールシチュー」
8時15分位にトゥクトゥクのおじさんと落ち合って、朝ごはんにつれてってもらいます。
バイヨン寺の近くのローカルレストラン。といっても、壁とかもない半屋外のお店です。
迷ったあげくアンコールシチューなるメニューを注文。
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川魚とトマトが醤油、砂糖、致死量の生姜、タマリンドで煮込まれています。
トマトとタマリンドの酸味、東南アジア醤油の旨味、程よい砂糖で好きな人はめちゃめちゃハマる味でした。
私は東南アジア料理全般大好きなので最高です。
四面仏で有名な破壊された都市「アンコールトム」
食後は近くのバイヨン寺へ。バイヨン寺はアンコールトムという都市遺跡の中の中心に位置するメイン観光スポット。
アンコールトムは後にタイのアユタヤ朝の侵攻により破壊され尽くされた都市でもあります。と
アンコールトム内をトゥクトゥクで回ると破壊された遺跡がいくつも見られます。
アンコールトム。アンコールワットよりかなり小さなお寺です。
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第一回廊の中を歩いてみて回ります。
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こちらも細かいレリーフがあって綺麗です。
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有名な四面仏
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近くで見ると笑っているように見えます。
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ちなみにバイヨン寺の裏手にトイレがあるのですが、トイレまでの道に野生の猿がいます。
トイレは有料ということもあり、最低限の清潔さは保たれています。途上国の無料トイレは本当に汚いので、有料のほうが全然いいですね。
「バプーオン遺跡」にて空中を歩く
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『この世界で死ぬまでにしたいこと2000』に書かれていたので、バプーオンにも立ち寄り。タ・ケウに似ているから通常の小ルートには含まれていないようですが、アンコールトムにも近いので、寄ってもらいました。
なのでサクッと観光。
バプーオンへ続く道が長く「空中回廊」と書かれていましたが、「空中感」はあんまりないですね。
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ただ回廊から見るバプーオンはスケールも形の立派さも凄かったです。
ピラミッド形遺跡の最高峰「タ・ケウ」
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少し変わった毛色の遺跡、タ・ケウへ。
ここはピラミッド型の遺跡と言われていて、石がピラミッドのように積み上げられています。
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一番下から門までは木製の階段で上がっていきます。
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ついで石段で上がります
この石段幅も広めで急でもないので、多少余裕あります
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最後、塔までは階段で登りますが、急だし、幅もせまかったりするので少し怖いです
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中は大仏ミタイなものがあります。
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下りの階段はご覧のとおり少し怖いですね。みんな横向きや後ろ向きに降りてます。
シェムリアップ三大遺跡のひとつ「タ・プローム」
続いてタ・プロームへ。タ・プロームはトゥームレイダーのロケ地にもなっているアンコールワット3大遺跡のひとつです。
ちょっとしたお寺なのかなと思いきや、一つ見るのに1時間以上かかるかなり立派なお寺です。
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参道を歩くと驚くほど背丈の高い木々があります。熱帯恐るべし。
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回廊から崩壊しております。石は四角く切り刻まれていてすごいですね。当時の技術でどう削ったのか。
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メインの表参道の裏手に回ると、早速トゥームレイダーのロケ地。木の根に遺跡が飲み込まれ、木と遺跡が一体化しています。
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メインの祠の像は頭がなくなっています。このお寺自体、ヒンドゥーと仏教で宗教が変わっているので、改宗時に頭がなくなったのでしょうか?
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大蛇の木、木の根が大蛇のように見えることからそう呼ばれているそう。
熱帯恐るべしですよ。
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音が枝分かれして遺跡を飲み込んでいます。
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こちらは回廊を飲み込んでいる様子。
迷路のような遺跡「バンテアイ・クデイ」
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午前中の最後はバンテアイ・クデイ。迷路のような構造が有名です。
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こんな感じで何重もの扉をくぐって奥まで行きます。遺跡っぽくて楽しいですね。
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こんな感じの塔も残ってたりするので、見どころは一杯です。
小ルートコースは以上。やっぱり半日で終わりますね。12時前なので、いったんホテルに帰って寝ます。
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